1952-06-18 第13回国会 参議院 水産委員会 第44号
もう一つはこれは占領当時における水産関係の代表者として来られておつたヘリングトン氏あたりが、特にアメリカ及びカナダの間に申合せられて、そうして急いでこの問題の解決に歿頭したやに聞いておりまするが、何故に日本は独立しないうちにこうした問題を掲げてやらなくちやならなかつたか。そういうことが果して日本のために利益であつたかどうかという点についての御観察を承わりたいと思います。
もう一つはこれは占領当時における水産関係の代表者として来られておつたヘリングトン氏あたりが、特にアメリカ及びカナダの間に申合せられて、そうして急いでこの問題の解決に歿頭したやに聞いておりまするが、何故に日本は独立しないうちにこうした問題を掲げてやらなくちやならなかつたか。そういうことが果して日本のために利益であつたかどうかという点についての御観察を承わりたいと思います。
○團伊能君 ちよつとわかつたようなわからないような、それで科学的根拠があるということは、科学的根拠についてヘリングトン氏も相当疑惑を持つていられたようですから、ちよつと杉原君の御質題に附加えて質問したわけであります。
あるいはまた深く日本の水産に理解を持つておりますヘリングトン氏あたりも、このアメリカの措置に対しましては、反対の意思を表明しておるような意見も見たのであります。あるいは国務次官補代理のリンダー氏におかれましても、かような意見を述べておられる。そのようにアメリカ国内の意見をいろいろ考えてみましても、意見が一致していない。
それからヘリングトンさんが刺網を持つて帰つた、これは帰られるときであるか、或いはその前であるかわかりませんけれども、そうだそうです。これは我々もパブリック・フイッシヤマンその他いろいろな資料を関係者のほうとも連絡して確めておつたわけですけれども、はつきりしたものがつかめなかつたわけです。昨年四船くらいが行つておる、一船は小さいけれども、あとは五百トン級のものが行つておる。
伝えられるところによりますと、ヘリングトン氏は昨年ですか、帰国後、日本における刺網漁具を米国に持帰つて相当の漁獲成績を挙げたということでありますが、又本年もブリストル湾において三船団を作つて、そのほかに冷凍船も配属させまして出動せしめ、前年以上の成績を収めたということで、若しこれが本当に事実だとすれば、来年の我が国の「かに」工船の出漁事情は本年以上に困難な情勢にならんと、これは何人も断言できないと思
幸いにして国務省には、先般日米加漁業条約を締結しましたときのアメリカの代表、過去において日本の水産部長を長くやつておられたへリングトンが国務省におりますので、ヘリングトンと親交の間柄でありますから、関税の問題について何回も会つて私はいろいろ相談をしたのであります。結局この問題を起したものは、一つは漁業組合が結束して運動を起した。
私は今月の初めにも米国の国務省や内務省の水産関係の係官とワシントンでいろいろ会談の機会を持ちましたし、又ヘリングトンその他にもかねがね昵懇に願つておりますが、こういう連中はこれまでGHQという非常に都合のいい出先を持つておりました関係上、日本の国内事情というものを手にとるようによく知つていたわけであります。
これによりまして衆議院の水産委員会は、昭和二十六年の一月から本法案の立法に着手いたしたのでございますが、この間に司令部の天然資源局長スケンク氏と、それから日米加漁業協定にアメリカ代表として來朝になつておりますところの前水産部長のヘリングトン氏及び現水産部長でありますところのネビル氏なんかの懇切なる勧告と指導を受けまして、漸く立法起草の仕事を終りまして、ここに初めて提案ができるようになつたのであります
先ず、七日にアメリカの代表のヘリングトンさんから本会議に述べられましたアメリカの意見を更に詳細に述べるためにステートメントが出、それからそれを仮に案に示せばこうなるという意味のいわゆる試案が提示をされたわけであります。その後、先ずそのアメリカ側から出ました試案について、日本及びカナダから質問をいたしました。その質問が大体十二日まで続けられたのであります。
アメリカ代表においても魚族の保存ということを強く主張しておるのでありまして、その首唱者であるヘリングトン氏はかつて進駐軍の水産部長であり、その当時われわれに五ポイントの勧告があつたところの一つの重要な問題であります。
このことについてはすでに我が国の漁業の困難な点を、今度も来ておるが、ヘリングトン氏だと思いますが、あの人が司令部におつたときかに四つか五つの重要なポイントを示しておると思いますが、ああいう問題の解決は、当然この條約とからんで私は政府が要求すべきだと、こういうふうに考えるのでございますが、そこで農林大臣は必ずこの條約を結んで行くと同時にそういつた漁業対策或いは漁民の生活安定の具体的な対策を今後お持ちになるのかどうか
ただ先日アメリカ代表主席のヘリングトン氏はアメリカ人、日本人の記者の会談におきまして、今回の交渉はここで調印するのかしないのかという質問に対して、恐らくここでは調印しなかろうということを言つておりますので、これが若し本当であるといたしますと、アメリカの全権は準備会談にここに来たというふうに考えられるわけであります。
現に日米及びカナダの漁業協定の問題が進んでおるようですが、この漁業の問題につきましても、恐らく日本政府よりも今度来ているヘリングトンあたりのほうがうんとたくさん資料を持つておると私は思う。知らんのは日本国民だけなんです。
○山本(豐)政府委員 昨日の夕刊に御説のようにヘリングトン氏の提案が出ておるのでありますが、水産庁長官が毎日その方にかかりつけになりまして、実を申しますと十分その会議の内容についての連絡もついておらないのであります。
ヘリングトン氏の提案を見ますと、いろいろ問題はあると思うのであります。これは詳細にはまだ私は検討していないのでありますが、要するにアメリカがアメリカの近辺の、これは業種は出てないのでありますが、たとえば鮭鱒その他の漁業について、日本にすぐ来られては困る、こういうような気持が根にあると思うのです。
○石原(圓)委員 本日の新聞によれば、ヘリングトン氏が、協定は進めても契約に調印することは批准交換後になるということを、工業クラブで新聞記者団に発表しておるのであります。それはわれわれが主張し、要望しておつた点にやや一致したように考えるのであります。
アメリカの目的は代表ヘリングトン氏アメリカ側の意見の開陳をいたしておるのでありまして、これが只今櫻内議員から指摘された協定案ということではなく、私が今まで報告を受けておりますところによりますれば、これはアメリカ側の意見の開陳であると考えておるのであります。
○川村委員 委員長は顧問になられて、十分われわれの意も体し、日本漁民の意も体して、今度の漁業協定に強く当られると思いますが、特に北海道としてのマ・ラインの問題——ヘリングトン氏が到着早々新聞に意見を発表したところによると、今度の協定はマ・ラインに何ら関係ないと言つております。
○川村委員 ただいま石原委員から、今度の漁業協定の問題について御指摘がありましたが、けさほどの新聞を見ますると、ヘリングトン以下が三十日に飛行機でこちらに向うと記者団に談話を発表しております。
それから法律をあなた方が考えておつてまだ出ない前に、まだヘリングトンが在京中、この問題について意見を伺つたことがあります。そのときの意見としては漁船、漁具、これらを不漁の場合、つまり凶漁の対策としても補償すべきではないか。今までは義務づけられて、長い間統制にひつかかつて安い値でも供出しなければならないときであつた。しかるに同じ立場にある農民は、農業保険法によつて凶作の場合は救われておる。
その反面におきまして、漁獲物の魚価という面を見ますると、これまたこれとほとんど逆比例的な低落をいたしております関係から、先般ヘリングトン水産課長が日本を去るに及びまして、大蔵委員長を御承知の通りに、私ども一堂に会しまして、数日間協議をいたしまして、司令部から日本政府に対し、日本の沿岸漁業は危機に見舞われているということを勧告されたような次第で、閣議でもこれを取上げ、委員会も、全面的にこの危機を打開いたさなければならないと
○政府委員(山本豊君) 内容につきましては、あとで久宗君から御説明させたいと思うのでありますが、この扱いの問題につきましては、実はこれは御承知のように、ヘリングトン氏が、新聞発表という形で出されたのが最初でありまして、その翌日でありましたか、翌々日でありましたか、今度はシエンク中佐から総理大臣にお渡しになつたのであります。
こういう点につきましては、数字的なお話ができないのが非常に残念でありますが、そういうことを根抵といたしまして、漁業制度改革が進められておるわけでございまして、これはこのヘリングトン氏の報告におきましてもいろいろの具体的な復興計画が進められたにかかわらず、このような問題が残つておるという点、この点はむしろ先方が非常に十分これを認識していないという問題ではなくて、はつきりこの段階においてこの問題を確認されておられるというふうに
本日は公報に挙げて置きました通り、ヘリングトン水産部長から、日本漁業の金融その他につきまして、報告の書類が各委員会に参つておりますが、これは皆様御一読下さつたことと存じますが、大体お互いに考えておつたような内容でありますが、これを政府が如何にして取上げるか、どこまで実際化する用意があるかということについて水産庁の意見をお伺いいたしたいと思います。一応山本次長から御説明を願いたいと思います。
○家坂政府委員 過日ダレス特使が記者団にお話されたという問題でありますが、実は昨日もNRSのヘリングトン課長に会う機会がありましたので、その点の内容を尋ねてみましたけれども、課長も全然関知しておらない、発表されるまではわからない、かような返事でありました。それでこの問題の内容がいかようなものであるかということは、全然今のところわからないのであります。